ペンシルバニア・バイオテクノロジー・センターのご案内

2023年1月

ペンシルバニア近郊のドイルタウンにあるペンシルバニア・バイオテクノロジー・センターは、州政府からの投資と最先端の研究所やサポートにより、急成長するライフサイエンス分野の重要な歯車として位置づけられています。

同センターは、受けた投資を最大限に活用し、学術的なサービスを向上させることで、そのペースを維持しています。また、同センターのアカデミック・イノベーション・ゾーン・プログラムに対して、州から500万米ドルの投資を受けました。このプログラムは、ドイルタウンとフィラデルフィアのインキュベーターで、特にライフサイエンス分野の初期段階の企業や学術技術を直接支援するものです。

同センターの経済効果は2016-21報告書によると、1,135の新規雇用を生み出す一方、73億米ドルの経済活動を生み出しました。インキュベーターに参加した企業の中には、大企業に買収されるほどの成功を収めた所もあります。

2012年に当センターで企業した、変形性膝関節症による膝の痛みの治療法の開発と商品化に焦点を当てた医療機器会社、OrthogenRx, Inc. もその一つです。また最近では、2009に立ち上げられ、2015年にインキュベーターに参加したNovira Therapeuticsをジョンソン・エンド・ジョンソンが非公開の金額で買収しました。

同センター社長兼CEOのルイス・P・カッサ氏は、「同センターは、過去16年で、数千人の新規雇用を生み出し、100億米ドル以上の経済効果を生み出してきました。2013年には32社だったインキュベーター・プログラムは、現在50社まで増えています。1つは、フィラデルフィアの研究人材へのアクセスとその手ごろな価格、そして2つは、同センターのインキュベーターモデルが素晴らしいモデルであることを理解しているからです」と述べています。

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