ピッツバーグで建設ラッシュ
2024年1月
近年ピッツバーグにあるピッツバーグ大学メディカルセンター(Universyt of Pittsburgh Medical Center、UPMC)やピッツバーグ市内で建設ラッシュが続いています。
昨年、2023年の春に、視力治療とリハビリテーションに特化されたマーシー病院(Mercy Hospital)を9階建て増築してオープンしたUPMCマーシーパビリオン(UPMC Mercy Pavilion)、以前オークランドにあった、ピッツバーグ小児病院の敷地に約1.6メートルの高さにそびえる17階建てのガラスタワーがあるプレスビテリアン病院(Presbyterian Hospital)の拡張建設などを行っています。この新病院タワーは、主に移植、心臓・血管、神経治療の目的で使用され、建設費用15億米ドル、120万平方フィートのこの建物は2026年にオープンする予定です。
また、UPMCは、小児病院に5万平方フィートの心臓研究所を増築建設する計画も進めています。この工事は45番街を1年間閉鎖して、同病院の駐車場敷地面積の半分を占める予定です。
大学機関では、ピッツバーグ大学が、遺伝子・細胞理療のための82,000平方フィートの実験棟Bio Forgeを建設開始し、カーネギーメロン大学は、ロボット工学と人工知能(AI)のための研究施設として15万フィートのセンターを建設しています。
ピッツバーグ市内では、2021年よりファースト・ナショナル銀行本店が、建設2億2,000万米ドルをかけて26階建てのタワーをセントラルビジネスエリアの一部にあるワシントン・プレイスとベッドフォード・アベニューに建設中で、完成後には本店移転する予定です。また、ミドルヒル地域では、去年8月にニュー・グラナダ・スクエア住宅が完了し、40戸の住宅がオープンし、今後オフィススペース、ニュー・グラナダ・シアターなども建設予定で、その他エリアにおいても、新しい駐車場エリア、店舗、新しいオフィスビルなどの再開発が着々に進んでいます。
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