Astrobotic社が初の民間月面着陸への打ち上げに成功

2024年1月

1月8日午前2時18分(米国東部時間)にピッツバーグに本社を持つ民間宇宙企業Astrobotic社の月面陸船ペレグリン・ミッション1(Peregrine Mission One)がユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のバルカンロケットに搭載され、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げに成功しました。2月23日に初の民間月面着陸、そして50年以上ぶりのアメリカの着陸機になる可能性があります。現在、ペレグリンは月に向けて宇宙空間を移動しており、このミッションはペレグリンに搭載されたNASAの観測機器で、月での持続的な有人滞在を可能にするアルテミスプログラムのミッションに向けたNASAを支援する予定となっています。

このペレグリン着陸船自体はピッツバーグ本社にて組み立てられ、ペンシルベニア州だけでも184社を含むサプライヤーによって製造された部品が含まれています。ペレグリン・ミッション1に続き、Astrobotic社は2024年後半にグリフィン・ミッション1(Griffin Mission One)を打ち上げ、月探査の取り組みを継続する予定です。グリフィンはアポロ月着陸船以来最大の月面着陸船で、NASAの揮発性物質調査極地探査ローバー(VIPER)を乗せて、月の南極を目指します。到着後、VIPERはモンス・ムートン(Mons Mouton)の永久影に覆われた地域で、水や氷の存在を探査する予定です。

Astrobotic社ウェブサイト